阪神・青柳は驚異の防御率0・89! リーグトップの7勝目 交流戦Vに望みつなぐ

 4回、笑顔でベンチへ戻る青柳(撮影・飯室逸平)
 力投する青柳(撮影・飯室逸平)
 5回、3ランを放った大山(左)を笑顔で迎える青柳(撮影・田中太一)
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 「オリックス1-6阪神」(10日、京セラドーム大阪)

 投打の柱の活躍で矢野阪神が連敗を2で止めて、交流戦の逆転優勝に望みをつないだ。エースの青柳晃洋投手(28)が7回無失点の熱投。5番の大山悠輔内野手(27)が一発を含む2安打4打点の活躍をみせた。

 青柳は初回、先頭の福田に右前打を浴びるなど1死一、二塁のピンチを迎えたが、杉本を三ゴロ、マッカーシーを一ゴロで窮地脱出。二回以降は威力のある直球、ツーシームにスライダー、チェンジアップを巧みに配して、オリックス打線に付け入る隙を与えない。121球を投げて、7回を2安打7奪三振無失点に抑えた。

 これで巨人・戸郷と並んでリーグトップの7勝目。防御率は驚異的な0・89まで下がり、勝率・875を含めて投手3部門でリーグトップに立つ。今季初登板から9試合連続でクオリティースタートをクリアし、昨年6月4日から8月24日にマークした8試合連続の自己記録も更新した。

 打線は6月に入って好調を維持している大山が快音を響かせた。

 初回2死一、二塁から右線に先制の適時二塁打を放つと、五回2死一、三塁では左翼5階席に14号3ランを突き刺した。これで交流戦トップの7本塁打、19打点。頼れる5番打者が打線をけん引している。

 阪神はこれで交流戦10勝6敗の単独2位。12勝4敗で首位に立つヤクルトが11、12日に連敗し、阪神が連勝なら勝率で並ぶ。その場合は交流戦でのTQB(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)の大きいチームが優先され、優勝が決まる。

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