阪神2軍 ドラ3桐敷が圧投 1軍争いオレもいる!プロ入り最長7回1安打0封

 「ウエスタン、広島1-4阪神」(4日、由宇球場)

 俺もいるぞ!と言わんばかりの“圧投”を披露した。阪神のドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)がプロ入り後最長となる7回を投げきって1安打無失点の好投。「(体力的に)もうちょっといけたかな」と余力を残して、2勝目を手にした。

 ルーキーらしからぬ安定感だ。両軍無得点の三回。味方の失策で無死三塁のピンチを招いたが、後続を打ち取って先制を許さず。四回まで無安打投球と、広島打線に的を絞らせなかった。7イニング中4イニングで三者凡退。4奪三振にとどまりながらも、変化球を織り交ぜてテンポ良く凡打の山を築いた。

 この日は、右脇腹筋挫傷の影響で2軍調整を続ける梅野と、4月14日・中日戦(バンテリン)以来、51日ぶりにバッテリーを結成。「試合を通しての組み立てを教わった」と、長いイニングを投げきるための配球を梅野の指先から学んだ。

 ウエスタン5試合に登板し、26イニングを投げて自責点2。防御率0・69と抜群の成績を残している。ただ、1軍先発陣も安定しており、ファームでも秋山、才木、村上が好投を継続するなど、激しい1軍先発争いが繰り広げられている。

 「どこかで(チャンスが)出てくると思うので、そこで自分が入れるように」と意気込んだ左腕。アピールを重ね、その時を待つ。

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