阪神・佐藤輝にネット震撼「変態すぎる」低めのシンカーをバックスクリーンへズドン

9回、佐藤輝は中越えにソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
9回、佐藤輝は中越えにソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
9回、先制ソロを放つ佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「ロッテ0-1阪神」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神の佐藤輝明内野手が0-0の九回に驚異的な一発を放ち、これが決勝弾となった。フルカウントから見逃せばボール球という低めのシンカーをすくい上げ、バックスクリーンにたたき込んだ一撃にネット上は震撼。「サトテル」がトレンド1位となり、「そのホームランは変態過ぎる」「キモすぎる」と驚きのつぶやきが占めている。

 ロッテ・益田が投じたボールは決して、失投ではなかった。空振りを取るために投じた1球はストライクゾーンからボールゾーンへ落ちていくシンカー。これをこん身の力ですくいあげると、長い滞空時間を経た打球は美しい放物線を描いてバックスクリーンに飛び込んだ。

 規格外のパワーがなければ成し得ない一発。過去にソフトバンク・柳田が右手一本で逆方向へたたき込んだ際に、ファンが「変態」という言葉を使って称賛したことがある。それに負けず劣らずの衝撃弾。本人は「いまの調子は?普通です。この一発をきっかけにどんどん振っていきたい」と力を込めた。

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