阪神・大山が3戦連続の西純援護弾 “不敗神話”途切れるも完全復調へ前進

 「阪神1-6楽天」(25日、甲子園球場)

 悔しい敗戦の中、阪神の5番・大山が滞空時間の長い一発でスタンドを沸かせた。0-0の二回、カウント2-2から辛島のチェンジアップを強振。甲子園名物の浜風に乗り、打球は左翼席へ飛び込んだ。

 「早い段階で点を取って純矢(西)を援護したいと思っていました。追い込まれていましたが、浮いてきた変化球を一発で仕留めることができて良かったです」。前夜のヒーローが4試合ぶりの8号先制ソロ。26打点は佐藤輝を抜き、チームトップに躍り出た。

 不思議と西純の先発試合は相性がいい。8日・中日戦は起死回生の同点2ラン、18日・ヤクルト戦でも特大3ランを放っており、いずれもチームは勝利。この日も西純は3本指を立てて大喜び。“不敗神話”こそ途切れてしまったが、完全復調へ近づきつつある。

 5点を追う九回1死では、楽天の守護神・松井裕から左前打。最後まで諦めない姿勢を貫き、ゲームセットの瞬間は唇をかんで残念がった。交流戦からの巻き返しには大山の爆発が欠かせない。

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