阪神・矢野監督 5時間超えの敗戦に「やっぱりミスが点に」

 スタンドにあいさつする矢野監督ら(撮影・飯室逸平)
 延長12回、立岡の勝ち越し適時打で中山(右手前)が生還、ベンチからグラウンドを見つめる矢野監督(撮影・田中太一)
 12回、投手交代を告げベンチに戻る矢野監督(撮影・山口登)
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 「阪神2-6巨人」(20日、甲子園球場)

 阪神が十二回に力尽き、2連敗で借金14となった。試合時間は今季最長の5時間3分だった。

 最後はエラーから崩れた。十二回、中野が遊ゴロを失策。嫌な空気が流れると、アルカンタラもリズムが崩れ、死球、安打で無死満塁。ここで立岡に決勝の右前適時打を浴びた。

 さらに代わった渡辺も代打・中田に中前2点適時打を許すなど、一挙4失点。4月22日から続いてきた21試合連続3失点以内の記録もついにストップした。

 打線は九回2死、大山が起死回生の同点2ランを放ったものの、得点はこれだけ。矢野監督は「やっぱりミスが点になって、決めるところで点が取れないっていうね。流れ的には変わっていないんで。今出ているメンバーがやっぱり、まずはこう、状態がみんな上がってくるっていうことがね、必要なことかなと思うけど」と振り返った。

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