阪神ドラ3・桐敷 キレ戻った!降格後初登板で手応え6回0封 課題克服も「まだまだ」

 6回無失点と好投した桐敷(撮影・山口登)
 先発した桐敷は6回を無失点と好投する(撮影・山口登)
 3回、桐敷は福永の打球を体に受ける(撮影・山口登)
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 「ウエスタン、阪神2-2オリックス」(23日、鳴尾浜球場)

 阪神ドラフト3位・桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大)が、2軍降格後初登板で先発し、6回4安打無失点の好投を見せた。前回は14日・中日戦でプロ2度目の先発マウンドに上がるも、2回2失点で降板。球のキレなどの課題が浮き彫りとなったが、「この前の先発したときの反省というか、そういうところは克服できた」と手応えをにじませた。

 直球でカウントを整える投球スタイルで、初回から三者凡退の好発進。三回からは一転、変化球を初球の入りに使用して、テンポ良くアウトを重ねた。奪った三振はわずか2つ。相手が積極的にスイングをしてくる中、球のキレで押し切った。

 1軍の投手コーチ陣には「(球の)キレがなくなってきた」と指摘されて2軍に降格。「変化球も緩いというか、自分の理想の球じゃなかった」と本来の力を出し切ることができなかった。課題を克服するために、瞬発力を上げるトレーニングを実施。徐々に調子を取り戻し、この日の好投につなげた。

 今後も先発として調整していく中、「スタミナ面であったり、変化球の精度。まだまだやることはいっぱいある」と意気込んだルーキー左腕。鳴尾浜で腕を磨き、見違えた姿で再び1軍のマウンドに上がる。

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