阪神が球団史上最速の20敗到達 6度目完封負けで首位巨人と今季最大13・5ゲーム差

 9回、佐藤輝が空振り三振に倒れゲームセット(撮影・金田祐二)
 9回、佐藤輝が空振り三振に倒れてゲームセット(撮影・飯室逸平)
 球場を後にする矢野監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト1-0阪神」(23日、神宮球場)

 阪神は今季6度目の完封負けを喫し、球団史上最速の20敗到達となった。借金は再び今季最多タイの16に膨らんだ。

 初回のチャンスを生かせなかった。

 連続安打を放った熊谷、佐藤輝が今季チーム初のダブルスチールを決め、大山の四球で1死満塁と攻め込んだが、ロハス・ジュニアが捕邪飛、小野寺が見逃し三振。ヤクルト先発の石川を捕まえきれなかった。

 四、五回には2イニング連続の併殺打。相手の好守もあり、4投手の継投の前に4安打無得点に終わった。

 16日・巨人戦で来日初登板初勝利を挙げた先発のウィルカーソンは、直球、変化球を丁寧に低めに集める投球で好投した。四回に青木に右越え本塁打を許したものの、6回1/3を90球、3安打7奪三振無四球で1失点。先発投手の役目を果たしたが、打線の援護に恵まれなかった。

 最下位の阪神はこれで、首位の巨人と今季最大の13・5ゲーム差となった。過去に最大ゲーム差の逆転優勝は1963年の西鉄の14・5ゲーム差。デッドラインが目前に迫ってきた。

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