阪神が秋山を登録抹消 15日からの巨人戦で青柳、ウィルカーソン先発へ

 阪神が10日、秋山拓巳投手(30)の出場選手登録を抹消した。秋山は今季初登板となった3月31日の広島戦で負け投手になったのに続き、9日の同戦でも3回6失点。試合後に矢野監督は「現状は(調子が)良くないのかなというふうにはみている」と話していた。

 金村投手コーチは「ちょっと彼のピッチングスタイルではなくなってしまったというか、守りに入るというかね。チーム状況的に相手が森下ということで、そのへんを意識し出すとああいうことになっちゃうなというのはちょっと残念だったかなと。でも全然悪いわけじゃないから。今後の日程とかを見たり、ローテの中で一回ちょっと抹消しようかという話」と説明した。

 これにより12日からの6連戦に向けて、阪神は先発ローテを再編成。12日からの中日戦(バンテリン)は西勇、伊藤将、藤浪の先発、15日からの巨人戦(甲子園)はコロナ感染で出遅れていた青柳が初戦、来日初登板となるウィルカーソンが2戦目、ガンケルが3戦目の先発を務めることが予想される。

 金村コーチはウィルカーソンに「全部の球種でストライクが取れる、全部が勝負球というのが先発投手が一番重要なのかなと思うところで。それがすべて備わっているかなと思う」と期待を寄せた。

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