阪神・秋山がMAX136キロで絶好調の広島打線相手に奮闘も 六回途中3失点で降板

 5回、マウンドにしゃがみ込む秋山(撮影・飯室逸平)
 5回、末包の打球に反応する秋山(撮影・飯室逸平)
 2回、遊ゴロに倒れ一塁へ走る秋山(撮影・田中太一)
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 「広島-阪神」(31日、マツダスタジアム)

 開幕5連敗中の阪神。連敗ストップを託されて今季初登板した秋山拓巳投手は、5回2/3を6安打3失点で降板した。

 序盤は上々の内容。初回先頭の西川に四球を与えたものの、以降は安打すら許さずに四回まで無失点に抑えた。だが、2点リードの五回。先頭・マクブルーム、坂倉に連打を浴びるなど1死一、三塁のピンチを背負うと、末包の遊ゴロの間に1点を返された。

 なおも2死二塁、カウント2-1から上本に甘く入ったカーブを捉えられて左前適時打を浴び、同点に追い付かれた。2-2の六回には、安打などで2死二塁とされると、4番・マクブルームに左翼フェンス直撃の逆転適時二塁打を浴び、ここで交代が告げられた。

 秋山はこの日、最速136キロと140キロに満たないストレートで開幕から絶好調の広島打線を封じていた。しかし五回の上本を打席に迎え、カウント不利な状況から次打者が投手でも勝負を選択したチーム方針の部分も踏まえ、悔しさがにじむ今季初マウンドとなった。

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