阪神 開幕4番・佐藤輝の初打席初安打から先輩・糸井が同点打 近大コンビが躍動

 2回、佐藤輝は糸井の適時打で生還しナインに迎えられる(撮影・山口登)
 2回、糸井は中前に同点適時打を放つ(投手・小川)=撮影・山口登
 2回、佐藤輝は三塁内野安打を放つ(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(25日、京セラドーム大阪)

 ドラフト制以降、球団史上最年少の開幕4番に座る阪神・佐藤輝明内野手(23)が二回の第1打席にボテボテだったが、今季初安打をマークした。

 初回2死一塁で迎えた打席は中野が二盗失敗し、結果はなし。気持ちを切り替えて臨んだ二回先頭の第1打席。小川が初球に投じたフォークを打ちに行った。バットの先に当たり、打球は三塁線へのボテボテのゴロとなったが、内野陣が右寄りのシフトをしいていたため対応できず。三塁内野安打を決めた。

 去年はプロ初打点をマークした小川から、今季初安打。続く糸原も左前打で続き無死一、二塁。ここで40歳のベテラン・糸井が中前へはじき返し、二走・佐藤輝が一気にホームイン。近大コンビの躍動が光る。

 昨年はスタメンを外れたが、今年返り咲いた糸井。「良い緊張感の中で集中して打席に入れましたし、すぐに追いつくことができて良かったです。絶対に勝ちます!」と力強いコメントを残した。

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