阪神・ウィルカーソンが入団会見 早くも納豆に挑戦「うーんっていう感じ」と笑う

 ポーズを決めるウィルカーソン
 ウィルカーソン(左)とケラーは笑顔で「すしざんまい」ポーズ(撮影・山口登)
 ユニホームを手に笑顔を見せるケラー(左)とウィルカーソン
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 阪神の新外国人、アーロン・ウィルカーソン投手(32)=前ドジャース傘下3A=が10日、西宮市内で入団会見に臨んだ。第一声は、報道陣の「こんにちは」というあいさつに「コンニチハ」と早速、日本語を披露した。

 3日間の隔離期間を経て、午前中の全体練習でチームに合流。「本当にここに来られてうれしく思います。もっと早くグラウンドでチームメートとともに練習したいなという思いがあったので」と笑顔を見せた。

 入団の決め手を問われると「実は、日本でプレーしたいなという思いは、ここ何年かずっと思っていた」と明かし、「なかなかアメリカでのキャリアが自分の思うようにいかなかった部分もあるので、今回このように日本でプレーする機会を与えてくださったことをタイガースに感謝したい」と述べた。

 「どの球種でもストライクがとれる自信があります」と高い制球力が持ち味。直球に、カーブ、チェンジアップ、スライダー、カットボールの主に4つの変化球を使って「1、2球で打者を打ち取るスタイル」だという。

 日本文化に触れることも待ち望んでおり、「タコなんかは食べられるって聞いたんですけれども、ちょっと怖さもあるので、どうかなと。この会見前のお昼ご飯の時に納豆を試しまして、うーん…っていう感じです(笑)」と日本食に初挑戦したことを明かした。

 「ウィルクと呼ばれていて、それは自分も気に入っている。ファンの人に決めてもらえるなら、それはそれでありがたいです」とニックネームを募集。最後は「コチミショー!(栗山通訳に教わり)カチマショー!」とガッツポーズを決めた。

 メジャーでは通算14試合の登板で1勝1敗。昨季は3Aで23試合に登板して8勝5敗、防御率3・86をマーク。この日はキャッチボールやポール間ダッシュなどで体を動かし、投内連携を見学するなどした。

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