阪神は２６日、高知県安芸市で行われている２軍キャンプに参加中のドラフト６位・豊田寛外野手（２４）＝日立製作所＝が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。２５日のＰＣＲ検査（スクリーニング検査）で同判定となったことを受け、高知県内の病院にて抗原定量検査を受検したところ、２６日に確定診断を受けた。喉の痛みと咳（せき）症状があり、現在は自主隔離をしている。

　２１日に片山雄哉捕手（２７）、２３日には植田海内野手（２５）、前日２５日には板山祐太郎外野手（２７）、ドラフト７位・中川勇斗捕手（１８）＝京都国際＝が陽性と判定されており、これで５人目の感染者となった。

　なお、ＰＣＲ検査を行ったファームの監督・コーチ・選手・チームスタッフは、豊田を除いて全員「陰性」判定を受けているという。前日に続いてこの日は、投手自主練習という形で実施されている。２７日以降の予定は未定。今後の対応については管轄の保健所、および日本野球機構（ＮＰＢ）事務局と連携し検討される。