阪神・ドラ1森木 球児SAから金言 技術面、精神面熱血指導に大興奮「いい話ばかり」

 藤川SA(左)と話す森木(撮影・神子素慎一)
 藤川SAからアドバイスを受ける森木
 藤川球児SAと話す森木(撮影・神子素慎一)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(20日、安芸)

 阪神・藤川球児SA(41)が20日、安芸を訪問し、ドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=に金言を授けた。さらに、近い将来の活躍にも太鼓判を押した。

 「時間はそんなにかからないと思います。能力は非常に高い」と藤川SA。練習の様子を眺めた中で、高い能力を感じ取れた。同じドラフト1位で同郷の後輩。この日はサブグラウンドで練習中の森木の元へ自ら歩み寄り、金言を授けた。

 時間にして19分間。まずは技術面で、藤川SAと同様、体を縦に使って投げる森木は下半身の使い方を教わったという。「左足が落ちてしまうと地面反力がもらえない。球児さんと一緒かなと合致するところ」と振り返る。ただ、その中で気持ちの部分に関しても助言をもらっていた。

 藤川SAは「勉強しにプロ野球に入っている訳じゃないんだから。俺は行けると思ってやらなきゃいけない」といったことも伝えたという。助言をすべて受け入れるのではなく、最上級の評価で入団したからこそ、周りに流されずに過ごす大切さを説いていた。

 森木は「あんなに僕に対して熱心に話をしてくれて、本当にいい話ばかりだった」と興奮。21日には、藤川氏の前でブルペンに入る予定で「いいピッチングを見せられたらと思いますけど、自分が納得するピッチングができればいい」と、ありのままを表現する。

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