矢野阪神 新庄ハムの外野守備に感心「学ぶところあった」 22年は黒星スタート

 8回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・高石航平)
 日本ハムナインが勝利のタッチをかわす中、ベンチで反省会をする阪神ナイン(撮影・高石航平)
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 「練習試合、阪神2-6日本ハム」(8日、宜野座村野球場)

 黒星スタートとなった2022年最初の対外試合。阪神の矢野燿大監督(53)は「うちとしてはいいところというのは、ちょっと少なかったかな。逆に日本ハムのプレーから学ぶというか、うちもやっていきたいなというのもあった」と振り返った。

 新庄ビッグボスとの対戦ばかりが、試合前からクローズアップされてきた一戦。この日はコロナ禍を考慮して、監督同士が絡む場面はなかったが、日本ハムのチーム内に意識の変化が出始めていることを感じ取った。

 「いいムードで戦っていたし、守備の意識でもしっかりしている部分があった」。そう話したのは2死からアウトを取った時の守備陣の動きだ。外野フライで終わっても、きっちりと内野に強い返球を返して終わる。「そういうところは新庄監督が考えて、意図を持ってやってるのかなと思った」と感心する。

 今回の試合では、ベンチ内や守備時の声の大きさでも圧倒されていた。11日には再び日本ハムと名護で対戦する。今度は勝敗を含めて、やり返してみせる。

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