阪神・ドラ5岡留 桟原氏目指す!初めて捕手座らせ31球「思ったより投げられた」

 「阪神2軍春季キャンプ」(7日、安芸)

 V戦士を超える!阪神ドラフト5位・岡留英貴投手(22)=亜大=が、プロ入り後初めて捕手を座らせて投球を行った。スライダーやツーシームを交えて31球。見守った平田2軍監督は、リーグ優勝した05年に救援陣を支えた桟原将司氏のような活躍を期待した。

 「思ったより、しっかり投げられたので良かったんですけど、正直まだまだ。ボールの安定感だったり質も弱い」。投球を振り返り、課題を口にした右腕は、指揮官から「桟原知ってるか?」と問われると正直に「知らないです」と返答。ただ、その活躍を伝え聞くと力強く答えた。

 「目指します。それ以上になれるように」

 桟原氏は岡留と同じ変則右腕で、勝利の方程式「JFK」に対し、江草(2軍投手コーチ)、橋本と共に「SHE」と呼ばれた中継ぎの一角としてリーグ制覇に貢献。09年にはプロ初登板から116試合無敗の日本新記録(当時)を樹立した。

 それを超える存在になるためにも、目指すは開幕1軍。新型コロナウイルスに感染した影響で安芸スタートとなったが「焦らずに自分のやることをやって」と下半身の使い方など地道に課題と向き合う。その上で、キャンプ中に6試合予定されている対外試合の登板にも意欲。「チャンスもらえるようにしっかりしていきたいです」。一歩ずつ着実に歩みを進める。

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