阪神・高橋「まず2軍で競争」左肘順調!3日連続キャッチボール

 片山ブルペン捕手のミットを目掛け、勢いよく投げ込んだ。昨年11月に左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人投手(26)が23日、鳴尾浜で3日連続のキャッチボールを行った。

 トレーナーが見守る中、徐々に距離を広げて約30メートルで投球。後半はマウンドとホームベース間を意識した距離で数球、速めの球を投げ、約10分間のキャッチボールを終えた。

 4日前の19日の段階では屋内で約10球のネットスローだけだったが、20日の休日を挟んで以降、毎日キャッチボールを行った。投じた球の勢いも含めて、リハビリのステップが一段階進んだことがうかがえる。

 徐々に投球時の痛みや違和感が少なくなっていることを明かした高橋。「(練習強度を)上げればってだけじゃないんで。今どんな感じかっていうのと、投げた次の日にどうかっていう」と探り探りの段階であることを強調しつつ、「順調?だと思います」とうなずいた。

 誰もが認める能力の高さから、この男の復帰時期が4年目を迎える矢野阪神の浮沈を握る可能性もある。「開幕の時に投げられれば一番いいですけど。まずはファームで(1軍昇格の)競争に入っていけるくらいの段階まで投げられればいいかなって思います」。完全体での1軍復帰を目指し、着実に歩を進めていく。

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