阪神・ドラ1森木“火の玉”片りん魅せた!中川もびっくり初投げ「ぐーっと上がってくる」

 キャッチボールする森木(撮影・飯室逸平)
 キャッチボールを終え、談笑する森木(右)と中川
ハツラツとダッシュする阪神・森木大智=鳴尾浜(撮影・飯室逸平)
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 阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が7日、鳴尾浜で初めてキャッチボールを行った。受けたドラフト7位・中川(京都国際)を驚かせるボールの軌道で“火の玉”の片りんをのぞかせた。また、中川は入寮初日だった前日に風呂で見た森木の下半身を「馬みたい」と評した。

 塁間の距離で“初投げ”した森木は「まだまだ全然、いい状態ではないですけど、それなりにバランスよく投げられた」と振り返った。1月は柔軟性向上や筋肉量アップなど体作りを重点的に取り組んでいく考えだ。

 球を受けた中川は「受けた中で一番いいなと思いました。ちょっと格が違うなと。想像通りすごかった」と感想を口にした。京都国際の司令塔として昨夏の甲子園でベスト4まで進出した経験を持つが、昨年ドラフトの目玉だった右腕の球は次元が違ったという。

 言葉で表現すれば「下からぐーっと上がってくる感じ」と中川。地元である高知県出身の先輩・藤川球児SA(41)をほうふつさせる“火の玉”の片りんをのぞかせた森木は「微調整というのを、この自主トレの期間で修正していきながらキャンプに入りたい」とフォームのバランスを意識しつつ、体を作り上げていく。

 入寮初日だった6日は中川、ドラフト4位・前川(智弁学園)の高卒3人組で「仲良く、親交を深める感じで」時間を過ごした。大浴場に入った際に184センチ、94キロの森木の肉体を見た中川は「体が大きすぎてびっくりしました」と仰天。「下半身がすごくて。馬みたいとか言っていました」と馬体のような分厚さに驚かされたという。

 さらなる肉体強化に森木は「結構多めに取るようにはしています」と食べるトレーニングにも意欲。前夜、寮では「焼き肉みたいな感じのものを出していただいた」とのことで、「たくさん食べさせてもらって、とてもおいしかったです」と味にも満足げだ。「キャンプになったら(体重は)落ちてくると思うので、最低限91キロでとどめたい」と右腕。浮き上がるような直球を披露するため、鍛錬を重ねていく。

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