阪神・梅野が那珂川市民栄誉賞第1号 幼少期の高津監督との秘話明かす

市民栄誉賞を受け賞状を掲げる阪神・梅野隆太郎=福岡・那珂川市役所(撮影・田中太一)
武末茂喜・那珂川市長から賞状を受け取る阪神・梅野隆太郎=福岡・那珂川市役所(撮影・田中太一)
子供らからサプライズで歓迎を受け喜ぶ阪神・梅野隆太郎=福岡・那珂川市役所(撮影・田中太一)
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 阪神・梅野隆太郎捕手(30)が27日、福岡県にある那珂川市役所を訪問し、東京五輪野球金メダリストの功績をたたえられ那珂川市民栄誉賞を授与された。

 到着時にはタイガースのユニホームを着た子どもたちから歓迎され、梅野のヒッティングマーチを即席で歌ってくれた。お立ち台での決めぜりふ「明日も勝つバイ!」も披露し、笑顔を見せていた。

 会見場では幼い頃の秘話を明かした。少年野球チーム・片縄ビクトリーに所属していた時にチームメートらとダイエー(現ソフトバンク)VSヤクルトの試合を福岡ドーム(現ペイペイドーム)で観戦したという。

 その時に現役時代の高津(現監督)に「ボールちょうだい」とおねだりし、スワローズのボールをプレゼントされたと明かした。「本当にプロ野球選手にもらったことはいまだに覚えています。自分も子どもたちとキャッチボールをしたい。(子どもたちも)一生忘れられない思い出が増えると思うので」と柔和な表情を浮かべていた。

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