阪神・原口 小児がん患者らに寄付 野手転向の13年目へ「結果を残す」
阪神・原口文仁捕手(29)が25日、神戸市内にある小児がん患者らの医療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」に、今季の自身成績に応じた13万円(安打数10本&打点数3打点×1万円)を寄付した。
19年からこの活動を続ける原口。自身も同年に「ステージ3b」の大腸がんを発症したが、完全復活を遂げて球場で戦っている。昨年からコロナ禍で直接施設に訪問できていないが「今年も寄付をすることができて良かったです」と口にした。
捕手への未練を断ち切り、内外野の野手に転向するプロ13年目。来年こそは、彼らに会える日が来ると信じて戦う。「(施設の)みなさんと元気な姿で会えることを楽しみに来季は結果を残し、寄付を続けられるように」。画面越しから活躍する姿を届け、子どもたちのヒーローであり続ける。