阪神のドラフト５位・岡留英貴投手（２２）＝亜大＝が２２日、阪神の１軍キャンプ地・沖縄県国頭郡の宜野座村野球場で自主トレを公開。故郷の風を感じながらボールを投げ込み「気持ちいいっす」と満面の笑みを見せた。

　当初は母校・沖縄尚学のグラウンドで練習を実施する予定だったが、雨天のため変更。この日は同野球場内の宜野座ドームでストレッチやキャッチボール、ウエートトレーニングなどで汗を流した。

　スリークオーターとサイドの中間から最速１５０キロの直球を投げ込む変則右腕。矢野監督は他の大卒投手と共に１軍キャンプスタートの方針を示している。偶然にも“宜野座一番乗り”となった岡留は「まだ実感はないのかなと。想像がまだできていない気がします」と苦笑い。プロ１年目シーズンに向けて「１年目はケガをせずに１軍でしっかり投げるのが目標の一つで、そこから数字というか。投げていって数字を出さないと投げさせてもらえないと思うので、１年間ケガをせずに数字を出して、しっかりチームのために投げたいなと思います」と力強く抱負を語った。