阪神・ドラ4前川 金本前監督の「6番」継承熱望 指導受けた鉄人のような「偉大な選手に」

 力強くバットを振る前川(撮影・田中太一)
 筋トレが趣味の前川は、マッチョぶりを披露(撮影・田中太一)
 力強くバットを振る前川(撮影・田中太一)
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 阪神の新人選手入団発表会が13日、大阪市内のホテルで行われ、阪神ドラフト4位の前川右京外野手(18)=智弁学園=が将来は背番号6をつけたいと熱望した。

 会見で目標や意気込みを若々しく語った後だった。矢野監督から「将来、背番号何番ほしいんやっけ?」と質問を振られると、少し照れくさそうに「6番です」と言い切った。

 実は会見前に指揮官と背番号について談笑していた。その時に「6」を熱望すると、「(会見で)言え」と“指令”を受けていた。ただ、会見で自ら切り出すことができず、監督から誘導されて公表することになった。

 阪神の背番号6と言えば、金本知憲前監督。今年、金本前監督が智弁学園を訪問した際に指導を受けたこともあり「偉大な方の背番号。偉大な選手になれるように自分も頑張っていきます」。6番をつかみ取るためにも、まずは58番で1年目から開幕1軍を狙う。

 さらに目標の選手に佐藤輝を挙げ、「勉強させていただける部分がたくさんある」と目を輝かせた。「バットを振らなくても打つという雰囲気しかない」。同じ左の長距離砲として、これ以上ないお手本だ。

 会見でのアピールは十分に成功。“虎の前川右京”が偉大な選手へと成長する物語が幕を開けた。

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