阪神・糸井 2年で3億1500万円減も晴れやか 「また勝負できる」契約更新に感謝

 会見中、笑顔を見せる糸井(代表撮影)
 契約更改を終え会見に臨んだ糸井(代表撮影)
 契約更改を終え会見中に近くを通った秋山に拍手を送る糸井(代表撮影)
3枚

 阪神・糸井嘉男外野手(40)が10日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億減の8500万円プラス出来高でサインした。昨年は年俸4億円から2億1500万ダウンだった。2年連続で減額制限(1億円以上は40%)を超える50%以上の減俸。2年で年俸が3億1500万も減ったが、表情は晴れやかだった。(金額は推定)

 「率直にありがとう!来年もやらせてもらえるし、また勝負できるということなんで。率直にありがとうございますです!」。チーム最年長40歳の超人に悲壮感はない。また野球ができる。後輩たちと日本一を目指して本気で戦える。その純粋な思いがあふれ出た。

 18年目の今季は主に代打で77試合に出場し、打率・208、3本塁打、18打点。「特にいいところがない…。優勝を逃してしまったので、なおさら思います」と唇をかみしめた。定位置奪回を目指す来季へ、現在は柔軟性を高めるヨガで「軟体動物を目指します(笑)」と肉体改造中だ。

 来春キャンプ上旬に予定されている実戦にも「僕の立場上、そこでもアピールしないといけない」と出場に意欲を示した。挑戦を示唆していた一塁も「ひそかに。やっています」と既に練習を始めている。「なよなよした心に勝つ。自分のなよなよした心に」。超人は誰よりも、燃えに燃えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス