阪神・矢野監督、ドラ1森木に期待「早く見てみたい」目標の沢村賞も「取ってけばいい」

 「阪神秋季練習」(23日、甲子園球場)

 阪神・矢野燿大監督(52)が23日、ドラフト1位の森木大智投手(18)=高知=にエールを送った。「ワクワクするピッチャーなので、早く見てみたい」と仮契約を終えた土佐の怪腕との初対面を心待ちにし、森木が目標に掲げた沢村賞についても「取れるものは全部取っていけばいい。高い目標は持っていいんじゃないかと思う」と大きな期待を込めた。

 育成プランについても言及した。及川やヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木朗は高卒2年目にブレーク。「めちゃめちゃ時間がかかるとは思っていない」と森木の素材に太鼓判を押しつつ、「スケール感のあるエースと言われるようなピッチャーになってもらわないと困る。慌てさせるつもりはない」とじっくり大投手に育てる方針だ。

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