阪神・梅野FA熟考 複数球団が興味 残留前提も他球団評価聞きたい思い

 「セCSファーストS・第2戦、阪神2-4巨人」(7日、甲子園球場)

 今季、国内FA権を取得した阪神・梅野隆太郎捕手(30)が、権利行使について熟考する考えであることが7日、分かった。

 関係者によるとまず阪神残留を前提に球団と交渉していく方針。プロ1年目から今日に至るまで支えてくれた球団に感謝の思いは尽きず、またファンに対する思いも特別だ。一方、一選手として他球団からの評価を聞きたいという気持ちもあるという。

 18年から3年連続でゴールデングラブ賞を獲得。今季も130試合に出場し、リーグ2位の得点圏打率・321と勝負強い打撃でもチームをけん引した。実力と人気を兼ね備えた選手で、阪神は慰留に努めていく方針だ。

 梅野の今季の推定年俸は1億1000万円で補償が必要なBランク以上とみられる。FA権を行使した場合に備え、既に複数球団が動向を注視しており、今後争奪戦に発展する可能性もある。

 この日のファーストS第2戦では10月10日・ヤクルト戦以来となるスタメンマスクをかぶった。0-0の二回1死から高橋の直球を捉え、中越え二塁打で好機を演出。続く佐藤輝の左中間二塁打で先制のホームを踏んだ。

 だが宿敵の前に屈し「若いチームで戦っていく中でチームでカバーできたこと、できなかったこと、トータルでもっともっとやらないといけない課題はたくさん見えました」と梅野。「五輪、優勝争いと本当にいい経験ができた1年だったかなと思います」と語り、少しずつ自身の未来について熟考していく。

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