阪神・原口、代打の切り札だ!キッチリ左前打「良い感覚でやれている」
「練習試合、阪神7-5大和高田クラブ」(4日、甲子園球場)
阪神・原口文仁捕手(29)が、代打で登場して快音を響かせた。CSでも代打の切り札として期待される中、状態を上げている。
2点を追う八回先頭だった。サンズの代打で登場した原口は相手左腕の初球を捉え、左前打で出塁。この安打を起点にチームは一挙4得点を奪い、逆転勝利につながった。
前日の三菱自動車倉敷オーシャンズ戦でも安打を放っており、好調をキープ。1日まで参加していたみやざきフェニックス・リーグで、打席勘を養えたことが大きいと明かし「こっちでも良い感覚でやれている」と確かな手応えをつかんだ。
短期決戦を制していくためにも、原口のバットに大きな期待がかかる。「(大事な場面などで)出た時になんとか結果を出せるように良い準備をしたい。CSもすぐに始まるのでそこに向けて良い形で入っていけるように」。5日の練習試合にも出場予定の背番号94が、最善の準備を進めていく。