阪神・坂本が執念同点打 七回2死無走者からロハス出塁、佐藤輝がつなぐ

7回、同点適時打を放つ坂本(撮影・立川洋一郎)
7回、左前打を放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
7回、三塁へ気迫のヘッドスライディングをみせるロハス(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(23日、マツダスタジアム)

 1点ビハインドの七回、序盤から好投されていた森下を阪神打線が攻め立てた。2死走者なしから猛虎打線が意地を見せた。

 2死から打席にはロハス。2球で追い込まれながらもここからフルカウントまで粘って四球を勝ち取った。そして続く佐藤輝は前打席まで2打席連続三振中だったが、初球の149キロ直球を振り抜き、打球は左前にポトリと落ちた。

 2死一、三塁とチャンスが拡大して打席には9試合連続スタメンマスクをかぶる坂本が入った。この絶好機をモノにしたいと、打席の中で極限まで集中力を高めていた。

 カウント2-2から150キロのど真ん中直球を捉え、打球は中前に運ばれて同点に。無失点投球を継続させていた森下からついに1点をもぎ取り、先発・秋山の負けが消えた。

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