阪神・マルテが20打席無安打 攻守に精彩欠く 矢野監督「打球も上がってない」
「阪神2-4広島」(17日、甲子園球場)
阪神は打線が決め手を欠き、反撃のチャンスを生かせなかった。
2点を追う三回には、先頭の坂本が左前打で出塁。秋山の犠打で1死二塁とチャンスを広げ、続く近本は右前打で1死一、三塁の好機を作った。だが、2番・中野は一ゴロ。2死二、三塁で3番・マルテは三ゴロに倒れた。
マルテは、最終打席の八回先頭で鋭い打球を飛ばしたものの左翼ライナーに終わり、20打席連続無安打となった。失点には結びつかなかったが、九回には一邪飛を落球するなど精彩を欠いた。
矢野監督は試合後、「序盤に点を取らんとね」と肩を落とした。マルテについては「そりゃいろいろあるでしょ。良くはないんじゃないの?やっぱり打球もあんまり上がってないし」と言及した。