阪神・スアレス 呉昇桓に並ぶ41S!3連投でも巨人「サカマルオカ」斬り

 勝利を喜ぶスアレス(右)ら阪神ナイン
 最後を締めたスアレス(撮影・金田祐二)
 最後を締めたスアレス(撮影・金田祐二)
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 「巨人0-3阪神」(14日、東京ドーム)

 猛虎史にベネズエラ出身クローザーの名が刻まれた。3点リードの九回、阪神・スアレスが巨人が誇る「サカマルオカ」をあっさり料理。41セーブ目を挙げ、呉昇桓が持つ球団外国人記録に肩を並べた。

 「バッターが最後に点を取ってくれたので、しっかり勝てて良かった。(記録は)知らなかったよ。まだ試合が残ってるのでもっとセーブを挙げたいね」

 クレバーに攻めた。3連投のマウンドは変化球主体だ。先頭・坂本、続く丸は低めのチェンジアップを振らせて連続三振。岡本和にもスライダーを見せ、最後は157キロの速球で左飛に詰まらせた。

 関東遠征9試合では6試合、計7イニングを無失点に抑え、5セーブをマーク。2度のイニングまたぎ、連投もこなした。大車輪の活躍で崖っぷちのチームを救い続けた。

 次のターゲットは球団記録である藤川球児の46セーブだ。残り8試合。偉業に並んだ時、胴上げ投手になっていることを信じて投げ続ける。

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