阪神ドラ7京都国際・中川 目標は梅野 侍入りも夢「代表入りの思い強く抱いた」

 阪神の正捕手を夢見るドラフト7位の京都国際・中川勇斗
 阪神の正捕手を夢見るドラフト7位の京都国際・中川勇斗
 阪神の正捕手を夢見るドラフト7位の京都国際・中川勇斗
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 「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)

 阪神からドラフト7位指名された中川勇斗捕手(17)=京都国際=は虎の正捕手、侍ジャパン入りへと決意を表した。「阪神は熱い球団のイメージ。熱心なファンがいて、温かく見守ってくれる」と希望に満ちあふれていた。

 今年の春夏で甲子園に初出場した同校。中川は4強入りした夏の甲子園で2試合連続本塁打を放つなど、強打と好リードでけん引した。「甲子園は広くていい球場です」と、大暴れした聖地の雰囲気を思い起こした。

 矢野燿大監督、梅野隆太郎捕手ら、目指すべき手本が多いのも心強い。「梅野さんはリードやブロッキング、勝負強さなど、身近に学べる人がいるのは大きい」。矢野監督についても「捕手として試合での心構えや技術論、精神論など、いろいろ聞いて学びたい」と話すなど向上心旺盛だ。「レベルアップして、梅野さんに追いつき追い越したい」と大きな目標を掲げた。

 もうひとつの目標は侍ジャパン入りだ。「東京五輪で金メダルを獲得した勇姿をテレビで見て、代表入りへの思いを強く抱いた」と、梅野も歩んだ侍ロードに夢をはせた。

 「なかなか指名されず、焦りはなかったけど、指名されてよかったなと思いました」と話す初々しさも。「両親にはまだ報告していないが、これから『指名されてよかった。ありがとう』と伝えたい」と感謝の思いを込めた。

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