阪神矢野監督が自力V消滅に「終わったことは変えられない。変えられるところに挑戦」

 7回、空振り三振に倒れる代打の糸井(撮影・金田祐二)
 4回、ソロを放った大山はナインに迎えられる(撮影・田中太一)
 球場を後にする矢野監督(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト4-1阪神」(8日、神宮球場)

 阪神はヤクルトに惜敗し、自力優勝の可能性が消滅。ヤクルトに優勝マジック「11」が点灯した。

 矢野監督が就任1年目の2019年は86試合目、20年は73試合目で自力優勝が消滅。今季は130試合目で消滅した。

 首位攻防3連戦の初戦は中5日で高橋に託した。ただ、27回連続無失点中の左腕でも、好調ヤクルト打線は止められず。初回から失点をするなど、5回4失点。打線も相手先発・奥川の前に、大山のソロだけで終わった。

 矢野監督は自力V消滅に「いつも言うけど、終わったことは変えられない。明日以降、自分たちが変えられるところにチャレンジにしていく。どういう状況になっても俺たちの野球っていつも言うけど、その姿を見せていくのが、さっきの打者の攻めていくのと同じで、そこがあってこその俺たちの野球なんで。そういうところを大事にしながら、なんとか変えられる明日以降を全員で変えにいく努力をしていきます」と話した。

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