阪神・井上ヘッド 59打席連続無安打の佐藤輝に「1本がチームにとっても大きい」
「阪神1-0中日」(3日、甲子園球場)
阪神の井上ヘッドコーチが、59打席連続無安打と苦しむ佐藤輝明に「あいつの1本がチームにとっても大きいのは間違いない」と期待を寄せた。
佐藤輝はこの日、5試合ぶりのスタメンも4打数無安打2三振。これで、59打席連続無安打となり、セ・リーグワーストでNPB歴代3位の59打席連続無安打となった。
井上ヘッドは「ヒットが1本、出るだろうというのを期待したが、なかなかヒットは打ってくれないので。スタメンに出てチームが勝つのと、自分が出て負けてしまったというのでは落差が出てしまう。そういう意味では、今日はマルテの一本だけで勝った試合だけど、それに救われたのかなあと。チームとともに輝も救われたのかなと思います」とコメントした。
打撃の状態については「バッティングコーチは『だいぶ戻りつつありますよ』と、ものすごく進言してきますから。そこは、一番近くで見ているバッティングコーチだから、そこはこちら側も信じて」と言及。
加えて「この世界は、結果の世界だから。1本のヒットがまた出る可能性があるのを、信じてやっていくしかない。あいつが出れば、ファンもこれだけ沸くわけだから、期待も大きいし、あいつの1本がチームにとっても大きいのは間違いないんで。それに(連続無安打が)57か8かわからないけど。そこに負けてはならないというのはある」と、今後に期待を寄せた。