阪神 俊介が引退セレモニー「悔いはありません」桑原とともに胴上げ
「ウエスタン、阪神2-2オリックス」(25日、甲子園球場)
試合後、阪神・俊介外野手の引退セレモニーが行われた。
まず、平田2軍監督から花束が送られた。
スピーチでは、「良いことも悪いこともたくさんありましたけど、今は悔いはありません。12年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を語った。場内には万雷の拍手が注がれ、チームメートとハイタッチ。続いてマウンド付近で胴上げされ、7度宙に舞った。同じく引退を表明している桑原も5度胴上げされた。
俊介は、試合には「1番・左翼」でスタメン出場。一~三回は左翼、四~六回を右翼、七回以降を中堅と、外野全ての守備に就いた。
打席では特別に応援歌が流れた。5打数1安打で、延長十回の無死一塁では左中間へ安打を放った。さらに、一気に二塁を狙ったがタッチアウト。それでも、場内からはこれまでの活躍をねぎらう大きな拍手が送られた。ベンチでは平田2軍監督も笑顔で迎え入れた。
俊介のスピーチ全文は以下の通り。
「私のような選手のためにこのような場を開いてくださった球団関係者のみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございます。タイガースに入団して12年、本当にあっという間でした。良いことも悪いこともたくさんありましたけど、今は悔いはありません。ファンのみなさん、監督、そして恩師の方、阪神園芸のみなさま、球団関係者のみなさま、本当に感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます。まだまだ1軍もシーズン中ですし、ファームもファーム選手権があります。これからも熱い声援よろしくおねがいします。12年間本当にありがとうございました」