阪神・佐藤輝は4打数無安打で39打席連続無安打“復活弾”は判定一転ファウルに

2回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
4回、2ランと思い、ベンチで笑顔を見せる佐藤輝(撮影・田中太一)
 7回、佐藤輝は左飛に倒れる(撮影・山口登)
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 「中日-阪神」(23日、バンテリンドーム)

 昇格即「7番・右翼」での先発出場となった佐藤輝明内野手(22)が4打数無安打2三振に倒れた。一度は本塁打判定されるような大飛球を放つなど、復活を予感させる当たりはあったが、39打席連続無安打とHランプを光らせることはできなかった。

 二回先頭の最初の打席は笠原の高め直球に誘われて空振り三振に倒れ、36打席連続無安打に数字が伸びた。

 1点リードの四回1死一塁だ。笠原のカットボールを右翼ポール際に叩き込んだ。一時は24号2ラン判定をされ、ダイヤモンドを一周した。ただ、その後に与田監督のリクエスト要求により、リプレー検証された結果、ファウル判定に覆ってしまった。結果的には一ゴロで悔しい結果に終わった。

 同点の七回先頭では田島の直球を打たされ、左飛。2点リードの九回先頭ではフルカウントから藤嶋に直球を投げきられて見逃し三振を喫した。

 試合前には合流のあいさつの際、「フレッシュな僕が入ると思うことによって、今のゲームの流れを変えられるように頑張ります」と予告していた佐藤輝。豪快な幻弾もあっただけに、復調の気配を漂わせる一打はあった。24日からの巨人3連戦(東京ドーム)で復活の号砲を鳴らす。

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