阪神・糸原 つなぎの3番役割徹した マルチ&4打席すべて出塁!攻撃の起点になるために

 6回、二塁打を放つ糸原(撮影・田中太一)
 6回、糸原は左中間に二塁打を放つ(撮影・山口登)
 6回、糸原は左中間に2塁打を放つ(撮影・山口登)
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 「中日2-1阪神」(22日、バンテリンドーム)

 攻撃の起点となるために阪神・糸原健斗内野手は自らの役割に徹した。2打数2安打2四球で、4打席すべてで出塁。打線が松葉を打ち崩せなかった中、名誉キャプテンの意地を見せた。

 「塁に出たり、いい形でつないだり、そういったところが自分の役割だと思います」

 何とかチャンスを作ろうと、快音を響かせた。初回2死走者なしの第1打席、遊撃へ内野安打を放ち3人で終わらせなかった。1点を追う三回2死二、三塁では、四球を選び好機を拡大した。さらに、先頭の六回にも左中間への二塁打で出塁。幾度となく反撃のきっかけを演出したが、後続が続かず1度も得点につながらなかった。

 ようやく実ったのは、八回だ。1死一塁から四球でつなぐと、続くマルテの左前適時打で1点を返した。苦しい展開の中で、孤軍奮闘を続けた。9月の月間打率は・353と好調。また、1番・近本、2番・中野も状態は上向き。これで、中軸が機能すれば、開幕ダッシュを決めた強力猛虎打線が復活する。

 首位陥落となり、ここからが踏ん張りどころだ。「やるしかないですし、また明日からチーム一丸となって目の前の試合を勝てるように頑張っていきたい」。つなぎの3番が、悲願達成へ向けてチームを鼓舞する。

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