「阪神－巨人」（３日、甲子園球場）

　阪神の先発・西勇輝　プロ通算１００勝に王手をかける阪神・西勇が先発し、６回６安打３失点で降板した。

　四回まで１安打に抑えていたが、両軍無得点で迎えた五回に暗転した。１死一、三塁のピンチを招くと、松原に左中間フェンス直撃の２点先制適時二塁打を献上。巨人・戸郷との息詰まる投手戦が続いていたが、敵軍の伏兵に均衡を破られた。

　六回には２死から岡本和に左翼線へ二塁打を許し、続く亀井に右中間へ適時三塁打を浴びた。厳しい展開に甲子園はため息に包まれた。

　通算９９勝目を手にした６月１８日・巨人戦（甲子園）の後、自己ワースト６連敗中。７度目の挑戦でも記念星をつかめなかった。