阪神 痛恨の3連敗で一気に3位転落 最大8ゲーム差も巨人が首位、ヤクルト2位浮上

8回、阪神・矢野燿大監督は投手交代を告げに向かう=マツダスタジアム(撮影・山口登)
1回、3点を先制されベンチへ戻る阪神・秋山拓巳。右は失策した阪神 ジェリー・サンズ=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
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 「広島5-0阪神」(29日、マツダスタジアム)

 阪神が広島に3タテを許し、首位から陥落した。試合前まで1・5ゲーム差あったが、勝率で巨人が-0・5差で首位浮上。阪神はヤクルトにもかわされ、一気に3位まで転落した。4月4日から守り続けていたが、一時は最大8ゲーム差をつけていた巨人へ、ついに明け渡した。

 鯉キラーの先発・秋山は初回、サンズの失策で2死二塁のピンチを招くと、鈴木誠に先制2ランを浴び、続く坂倉に連続被弾。6回3失点と粘投したが、今季5敗目をなった。

 打線は初回、1番・近本が中前打を放ったが、中野、ロハス、サンズが3者連続三振。先発・床田を打ち崩せず、6回無失点の好投を許すと、中継ぎ陣もうちあぐねた。

 この日はルーキー・佐藤輝を今季4度目のベンチスタート。5番は糸原、6番には大山がスタメン復帰したが、打線が最後までつながらず、今季7度目の完封負けとなった。佐藤輝は九回2死二、三塁の好機に代打で登場したが空振り三振。25打席無安打の大不振となった。

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