阪神・矢野監督24打席連続無安打の佐藤輝に「これからの選手」29日の先発は明言せず

 6回、阪神・佐藤輝は見逃し三振に倒れベンチに戻る(左は阪神・矢野監督)=マツダスタジアム(撮影・山口登)
 6回、見逃し三振に倒れた阪神・佐藤輝は悔しさをにじませながらベンチへ下がる=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
 8回、ベンチから阪神・サンズの打席を見守る阪神・佐藤輝、阪神・大山ら=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島7-6阪神」(28日、マツダスタジアム)

 阪神が先制しながらも、投手陣が踏ん張れず接戦を落とした。最下位の広島に痛い連敗を喫した。

 矢野監督は4番を務めてきた大山の状態を見て、スタメンから外すことを決断。3番・ロハス、4番・サンズと外国人が中軸を担った新打線は追い上げる粘りを見せた。

 指揮官は1点差の惜敗に「昨日はもう一本というところで、今日もいいところまではいったし。バッター陣はよく粘ってくれた。何とか繋げるというか。打線的には輝(佐藤輝)と悠輔(大山)が悪いというのはあるけど、ほかはそういう感じはあまりないので」と評価した。

 ドラフト1位・佐藤輝(近大)は24打席連続無安打。八回にはプロ入り後、初めて代打を送った。不調が続く現状については「いろんなことがあるやろうね。1年目やし。でも、まだまだこれからの選手なんで」とし、29日以降の起用については「明日考える」と明言を避けた。

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