阪神・ロハス“Vの使者”やねん!後半戦打率・313絶好調 マルテ昇格は見送りへ

 後半戦に入って本領を発揮してきたメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が23日、自身の打棒でチームをけん引していくことを誓った。

 頼りなかった前半戦とは打って変わって、後半戦は9試合で打率・313、2本塁打、5打点と躍動。22日の中日戦では広いバンテリンドームの右中間席に放り込むなど、課題となっていた右打席でも結果を出している。

 その試合後、井上ヘッドコーチが「今、日本に来てアイツ自身が“野球やれているな”と実感している時期だと思う。それをこっちも大事にしてあげたい。ハッスルプレーで引っ張ってほしいと思う」と引き続きのスタメン起用を示唆。球宴参加後に一時帰国し、現在は2軍で調整を続けるマルテの1軍昇格はひとまず見送られる可能性が高い。

 ロハス自身もやる気満々だ。「先週は3勝3敗だった。個人的にだけじゃなく、チームとしていい週になれるように勝ち越したいね。それに向けてしっかり頑張っていきたい」と腕をぶす。

 外国人枠の争いは激化する一方だが、昨季の韓国リーグで2冠王となり、MVPにも輝いた実績を持つ助っ人砲のここに来ての本領発揮は頼もしい限り。走攻守でのハッスルプレーで遅ればせながら“Vの使者”となる。

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