阪神、守備のミスから5失点 岡田彰布氏は「これはずっとやからなぁ…」
「中日6-0阪神」(20日、バンテリンドーム)
阪神、オリックスで監督を歴任したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏が中日-阪神戦で本紙の解説を務めた。勝負を決めた二回の一挙5失点。守備のミスがきっかけとなったビッグイニングに「これはもう、ずっとやからなぁ…」と語った。
二回無死二塁から堂上が放った一、二塁間へのゴロを一塁・サンズと二塁・糸原がお見合いするような形となり、糸原がファンブル。無死一、三塁とピンチは広がり、木下拓の中前適時打で先制点を失った。
さらに1死二、三塁から柳の三ゴロを捕球した大山が一瞬、握り直した間に三走・堂上がホームイン。致命的な2点目を失うと、京田の適時打、さらに大島の2点二塁打で一挙5点を失った。
これで阪神はチームでリーグワーストとなる60失策。守備面が積年の課題となっている現状も踏まえ「やっぱり、こういうところで出てしまうんよな」と語った。今春の宜野座キャンプをチェックした際、守備面の改善が課題と指摘し、意識改革と地道な反復練習が必要だと評論していた岡田氏。これから優勝戦線を勝ち抜くための重要なポイントとなりそうだ。
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