阪神4連勝 伊藤将8回2失点で球団新人左腕35年ぶり6勝 ロハス決勝押し出し死球

8回、笑顔でベンチへ戻るロハス(撮影・飯室逸平)
8回、勝ち越しとなる死球を受けるロハス=東京ドーム(撮影・西岡正)
8回、ロハスの押し出し死球で生還した熊谷(4)を迎える伊藤将(右から2人目)ら阪神ナイン=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「DeNA2-5阪神」(18日、東京ドーム)

 阪神が終盤に逆転し、今季6度目の4連勝を飾った。

 1点を追う八回、DeNA勝ちパターンのエスコバーを攻略。糸原の二塁打で突破口を開き、サンズの中前打で無死一、三塁。ここで主砲・大山が中前同点適時打。さらに佐藤輝の四球で無死満塁とし、ロハスの押し出し死球が決勝点となった。続く中野も犠飛を放ち、一挙3点を奪った。

 九回には佐藤輝の適時打で突き放す。佐藤輝は今季58打点目。球団新人では1948年別当薫を抜き、1950年徳網茂の69、2016年高山俊の65に次ぐ単独3位となった。

 試合は1点を争う好ゲームとなった。先取点は阪神。二回1死からロハスが先制右越え2号ソロ。5月18日・ヤクルト戦(甲子園)以来、92日ぶりの一発で、1軍残留をアピールした。

 先発の伊藤将は三回まで1安打の立ち上がり。だが、四回1死二塁から佐野に同点中前適時打を浴び、七回1死からオースティンにバックスクリーンへの勝ち越しソロを被弾。うなだれるシーンも見せていた。チームは八回に逆転。その裏を三者凡退に抑えてみせた。

 伊藤将は8回4安打2失点で6勝目。球団新人で6勝を挙げたのは、2013年・藤浪晋太郎(10勝)以来、8年ぶり。球団新人左腕では8勝をマークした86年・遠山昭治以来、35年ぶりの快記録となった。

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