阪神・大山 準備OK猛打ショー!エキシビ絶好調、4戦連続マルチ

 7回、3安打目となる二塁打を放つ大山
 7回、猛打賞となる二塁打を放つ大山
 2回、安打を放つ大山
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 「エキシビションマッチ、楽天3-0阪神」(8日、楽天生命パーク宮城)

 リーグ戦再開へむけ、阪神の大山悠輔内野手(26)が状態を上げてきた。3安打の固め打ちと快音を響かせ、4試合連続の複数安打をマーク。現在取り組んでいるツイスト打法も、自分のものになりつつある。優勝の行方を左右する虎の4番が、13日から再び始まる厳しい戦いへ牙を研ぎ澄ます。

 いつシーズンが再開しても問題ない。快音を重ねる大山のバット。勝負の後半戦へ向けて主将は準備万端だ。

 まずは、先頭の二回。涌井が投じた137キロカットボールを左前にはじき返した。これで7月31日・西武戦から6試合連続安打をマーク。さらに四回には、2死走者なしから右腕のチェンジアップを中前に運んで4試合連続の複数安打とした。

 これだけでは終わらない。3点を追う七回1死走者なしの3打席目は、ブセニッツの155キロ直球を捉えた。「速い球をしっかりと打つことができたので、よかったと思います」と、納得の打球は右中間フェンスに直撃する二塁打。得点にこそつながらなかったが、主砲が反撃のきっかけを作ろうと奮闘した。

 この日を含めた最近6試合で19打数11安打、打率・579と好調を維持。7月18日の全体練習初日から矢野監督の指導の下、打撃フォームを見直した。取り組んだのは、打つ瞬間に腰をあえて逆回転させるような動きのツイスト打法。指揮官は「中身のしっかり伴っているような打撃が多い。手応え、自信というか。(後半戦に)いい形で入れるんじゃないかな」と評価した。

 後半戦再開となる13日の広島戦まで、エキシビションマッチは残り2試合。「個人としても、チームとしてもまだまだ試せることもあると思う。やり残しなく、後半戦いい形で入っていけるように頑張りたい」と大山。虎の大黒柱は確かなものを手にし、チームを16年ぶりのリーグ優勝へとけん引する。

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