阪神・高橋 圧巻3人斬り 復帰後2度目登板「直球、変化球とも先週より良かった」

 「ウエスタン、阪神3-1オリックス」(31日、鳴尾浜球場)

 一瞬で打者3人を制圧した。上肢のコンディション不良から25日に実戦復帰した阪神・高橋が復帰後2度目の登板。1回を三者凡退の1奪三振。格の違いを見せつける快投だったが、表情は全く変えず、小走りでベンチに下がった。

 八回に5番手でマウンドへ。先頭の代打・山足を三ゴロ。続く来田はこの日最速タイとなる149キロ直球で二ゴロ。最後は宜保をツーシームで空振り三振に斬った。

 宜保が思わず「うわっ」と声を上げるほど、変化球のキレは抜群。高橋も「直球、変化球とも感覚的には先週より良かった」と話すなど、徐々に本来の姿に近づいている。

 ただ、状態は「何とも言えない」段階だ。「いいかって言われたら良くはないし、悪いかって言われたら先週よりは良くなっている。しっかり相談してやっていきたい」

 それでも、順調にステップを踏んでいる。実戦復帰から中5日で登板し、平田2軍監督は「もう問題ないでしょ」と今後はイニング数を増やすことを示唆。五輪ブレークは高橋にとって貴重な時間だ。「もっと良くなっていくようにしていきたい」と左腕。焦りは禁物。ただ、誰もが遥人が早く1軍に帰ってくることを待っている。

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