阪神・藤浪 ローテ復活へ「収穫」4回2失点 朗希との快速球対決は“ドロー”
「エキシビションマッチ、阪神6-4ロッテ」(27日、甲子園球場)
アピール大成功とまではいかなかったが、まずまずの投球を見せた。阪神・藤浪は4回2失点。ロッテ・佐々木朗との快速球対決は同じ2失点の“引き分け”という結果に終わった。
二回は甘く入ったカットボールを高浜に右翼席へ運ばれた。四回はサインが合わず、無人の二塁へけん制球を投げて、2死三塁にピンチが拡大。鳥谷に中前適時打を浴びた。
それでも「結果以上に収穫のある内容だったと思います」と藤浪。球が荒れるシーンもなく、1四球で終え「変化球でカウントが取れていたので良かった」と振り返る。
親交のある柔道男子73キロ級・大野が五輪を連覇し、「すごく感動しましたし、本当に刺激になりました」。負けじと己の目標である先発ローテ入りへと突き進む。