阪神 降雨コールドで巨人に勝利 3・5差 中4日の秋山が7勝目

 7回、降雨でベンチで待つ間、大はしゃぎするサンズ(撮影・田中太一)
 突然の豪雨で試合が中断される甲子園(撮影・飯室逸平)
 力投する秋山(撮影・北村雅宏)
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 「阪神4-1巨人」(9日、甲子園球場)

 首位攻防戦となった伝統の一戦。阪神は降雨コールドで連勝を決め、2位・巨人とのゲーム差を3・5に広げた。3点リードの七回、秋山が連打で無死二、三塁とピンチを迎えた場面で試合途中から降っていた雨が強まり、19時47分に試合が一時中断。そのまま降雨コールドとなった。

 阪神は相手ミスに乗じて2点を先制した。三回、先頭のドラフト1位・佐藤輝(近大)が一塁手・ウィーラーの失策で出塁すると、続く同6位・中野(三菱自動車岡崎)が放った併殺コースの打球を遊撃・坂本がまさかのトンネル。思わぬ形で無死一、三塁の好機を迎えた。続く秋山は三振に倒れたが、近本の二ゴロの間に先制。なおも2死二塁で糸原が右前適時打を放った。

 1点を返された直後の五回2死二塁では、近本が中前適時打。2点リードの六回には先頭・マルテが左翼席へ16号ソロを運び、リードを広げた。

 中4日のマウンドとなった先発の秋山は6回0/3を6安打1失点で7勝目を挙げた。

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