阪神が試合開始から10分の速攻 近本出塁&盗塁からのサンズ15号2ラン

 1回、先制2ランを放つサンズ(撮影・高石航平)
 1回、三塁上の近本と三塁手・村上(撮影・飯室逸平)
 1回、糸原の打席で二走・近本を確認する高梨(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト-阪神」(7日、神宮球場)

 試合開始わずか10分、阪神が速攻で先制に成功した。先頭打者の近本が左前打で出塁し、持ち味の足でいきなり魅せ、サンズが完璧な一撃を放った。

 糸原の打席でカウント3-1から二盗を仕掛けた。ヤクルト・塩見に並ぶリーグトップタイの17盗塁目を成功させると、続く糸原が進塁打で近本を三塁へと進塁させた。

 ここで打席にはサンズ。フルカウントからど真ん中に入ったフォークを完璧に捉えた。打球は中堅左へと着弾。7月4日・広島戦以来となる15号2ランで、先取点を奪取した。

 サンズは「1番(近本)が塁に出て走って、2番(糸原)が三塁に進めてくれて、あとは返すだけという状況を作ってくれたから、自分の仕事に集中することができたよ。先制することができて良かったね」と声を弾ませた。

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