サイン伝達疑惑 セ・リーグが阪神に注意「紛らわしい動作であったと感じた」

 プロ野球セ・リーグの杵渕和秀リーグ統括が7日、6日のヤクルト-阪神(13)戦(神宮)で、阪神・近本光司外野手(26)にサイン伝達を疑われるような行為があったことに対してリーグの見解を示し、阪神球団へ注意を行ったことを明かした。

 問題の場面は阪神が4点リードの五回2死一、二塁で二走・近本が左手を動かしていることを、三塁手のヤクルト・村上が指摘。両ベンチの言い合いに発展し、名幸球審が両チームの監督を集めて説明し、事態を収めた。

 直後に報告を受けた杵渕統括は、問題の場面を映像で確認し「サイン盗みがあったとは全く思っていない」とした上で、「率直に紛らわしい動作、行為であったと感じた」と説明。両球団に事実確認を行うとともに、阪神球団へは「紛らわしい行為はしない方がいい」と注意したことを明かした。

 阪神球団は試合後にコーチ会議で紛らわしい行為であったことを確認し、7日の試合前の全体ミーティングで矢野監督が選手たちへ注意喚起を行うと説明したという。杵渕統括は「チーム自らが注意喚起の姿勢を示された。リーグの対応としてはこれ以上はない」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス