阪神・佐藤輝が屈辱の1試合5三振 9回ではプロ最多タイ記録、新人野手ではセ初

 9回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 9回、5打席連続三振を喫し、うなだれながらベンチへ戻る佐藤輝(撮影・田中太一)
 5回、空振りし大きく声を開け悔しがる佐藤輝。その後空振り三振に倒れる(撮影・飯室逸平)
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 「広島4-3阪神」(4日、マツダスタジアム)

 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が、5打席連続三振に倒れた。九回、1死一、二塁で栗林から三振し、自身初の1試合5三振となった。9イニングでの5三振は史上19人目で、プロ野球ワーストタイ記録となった。

 先発・森下を前に先頭で打席を迎えた二回は、見逃し三振に倒れると、第2、3打席は空振り三振。七回2死一塁の第4打席でも、フルカウントからの7球目、2番手・フランスアの151キロ直球にバットが空を斬った。

 1試合4三振は6月8日の日本ハム戦以来、今季2度目。新人野手として数々の記録を作ってきたが、5三振もセ・リーグの新人野手では初の記録となった。

 チームも逆転負け。ナイターで巨人が勝てば、首位から陥落する。

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