阪神 移籍・二保を即先発へ!投手陣立て直しへソフトバンクとトレード獲得!

 阪神・中谷将大外野手(28)とソフトバンク・二保旭投手(31)の交換トレードが2日、両球団から発表された。阪神のトレードは4月に金銭で日本ハムに移籍した谷川に続き、今季2度目。矢野監督はオールスター前の9連戦最初のカードとなる、6日からのヤクルト3連戦(神宮)で二保を先発させることを明言した。また二保の背番号は34に決まった。

 首位を走る阪神が16年ぶりリーグ制覇へ向けて、今季2度目のトレードを成立させた。

 阪神は先発陣の強化に加えて、岩貞の不調、小林のけがなどで中継ぎ陣のてこ入れが急務な状況。一方のソフトバンクはグラシアル、デスパイネをけがで欠き、6月のチーム打率はリーグ最下位に低迷している。両球団の思惑が一致した形だ。

 阪神が獲得した二保は2008年度育成ドラフトでソフトバンクに入団し、12年に支配下登録を勝ち取った苦労人。15年に44試合の登板を果たすなど18年までは中継ぎとして、以降は先発として1軍のマウンドに上がっていた。今季は1軍で2試合の登板にとどまる一方で、ウエスタンでは11試合に登板して4勝1敗(うち阪神戦2勝)、リーグトップの防御率2・57を誇っている。

 「ツーシーム系も両サイドに投げられるし、縦変化もある。経験も積んでいるし、どこにでもはまってくれるんじゃないかな」と矢野監督。中継ぎ起用も視野に入れるが「まずはオールスターまでは先発で」と6日からのヤクルト戦(神宮)での先発起用を明言した。この日、アルカンタラが出場選手登録を抹消されたことからも、7日の登板が有力だ。

 また「2軍監督の時も一緒にやっているし、将大に対する思いもある」と中谷の心情をおもんぱかり、「今年なかなか1軍でというのがなかった中で、求められて行くわけやから。トレード(でチャンスを)やってくれたらいいなとは思っていた」と明かした。

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