阪神ドラ6中野 広島・森下直球撃ち「一番、印象残った」 イチローら動画集「参考に」

 阪神のドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=が15日、デイリースポーツのインタビューに応じた。プロ1年目から遊撃の定位置をほぼ手中にしているルーキー。これまでで一番印象に残っている打席や対戦して衝撃を受けた選手など、余すところなく語った。

  ◇  ◇

 -改めてプロに入って驚いたこと、印象に残った選手などは。

 「交流戦になってから、パ・リーグの一流の打者を見ることが多いですし、やっぱり柳田選手や吉田正尚選手のスイングを見ると、やはり守ってても怖さを感じるなというのは思ったので、そこはすごいなと感じました」

 -投手で驚いた選手を挙げるなら。

 「オリックスの山岡投手のスライダーは、なかなか見たことないような曲がりをしていたので、そこは驚きはありました」

 -プロ入り後、一番印象に残っている試合はあるか。

 「(※1)森下投手のストレートをタイムリーにできたというのは一番、印象に残っています」

 -憧れの鳥谷(ロッテ)のプレーを見て、感じたことは。

 「憧れの選手を目の前で見られたっていうことは、自分でも大きな財産になりますし。技術面でお聞きすることはできなかったんですけど、そういうところも今後は何かのつながりがあれば、聞いていきたいなと思ってます」

 -先発出場が続く。リフレッシュなど気をつけていることは?

 「疲労がたまってきた時には、治療を受けたりだとか、そういう張っている部分をしっかりほぐすなど、ケアできるところはしっかりケアして。どちらかというと、そんなに動きたいなというふうには感じないので、疲れている時は。なるべく体力を使わないようにというか、うまくその辺は練習のうちから体力の使い分けというのは少しずつ覚えてきてはいるので、そこは非常に考えながらやっているところでもあります」

 -アドバイスを受けたことはある?

 「アドバイスというのは特にないんですけど、やるところとやらないところのメリハリをしっかりすることはやっぱり大事なので、そこのオンオフをしっかりするということを心掛けています」

 -左打者の映像集を見る狙いは。

 「スイングの軌道とかは変わることはないと思うので、良いバッターのタイミングの取り方であったり、体の使い方や体重移動など、いいバッターを参考にすることは自分にもためになるので。そういうところをしっかり動画では見てます」

 -特に見る選手は。

 「やっぱりイチロー選手など、タイプの似ているバッターを見ることが非常に多い。そういった選手を参考にしてます」

 -取り入れている部分はあるのか。

 「今のところは準備を早くするというか、タイミングを早めに取るってことは大事にしてます」

 -2ストライク後の打率(・289)も高い。タイミングを早く取るのがつながっているのか。

 「そうですね。タイミングを早く待っておけば、ボールも長く見られますし、抜かれる変化球や落ちる変化球に対しても対応できるかなと思ってるので。そこが今のところはうまくいってるのかなと思います」

 -山形で応援してくれている両親の存在は大きいか。

 「家族の支えがあってこそ、ここまでやってこられてると思う。恩返しといいますか、親孝行をしっかりするっていうのは大事だと思いますし、グラウンドで活躍してる姿を見せることが一番大事かなと思ってるので、そういった意味では非常に大きな存在ではあります」

 -山形が盛り上がってることは知っているか。

 「両親から聞いたわけではないんですけど、知り合いの方から山形が盛り上がってるっていうのはお聞きしたので、何とかこのまま盛り上げていけるようにやっていけたらなと思ってます」

 ※1 4月14日・広島戦(甲子園)で二回に先制右前適時打を放った。

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