昇格即スタメンの阪神・北條が先制タイムリー「回ってこい!と」攻守で躍動

3回、左前に先制適時打を放つ北條(撮影・高部洋祐)
3回、気迫のヘッドスライディングで内野安打となる中野(撮影・飯室逸平)
1回、北條は伏見の打球を好捕し一塁へ送球する(撮影・山口登)
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 「阪神-オリックス」(2日、甲子園球場)

 1軍に昇格した阪神・北條が「2番・二塁」で今季初スタメン出場し、先制適時打を放った。

 0-0の三回2死二塁。フルカウントから宮城の150キロ直球に食らいつき、しぶとく三遊間を破った。左翼・吉田正の送球が乱れる間に三塁へ。ベース上で激しく手をたたき、ガッツポーズした。

 2軍戦は11試合の出場で打率・323。アピールに燃えるプロ9年目の背番号26は「チャンスで回ってこい!という気持ちで待っていました。そのチャンスで回ってきて、しっかりランナーをかえすことができて良かったです」と振り返った。

 初回には2死満塁のピンチで動きよく飛びついて二ゴロをさばいた。攻守で存在感を示している。

 北條は4月24日に左足首痛で出場選手登録を抹消され、5月15日に実戦復帰。この日にロハスと入れ替えで出場選手登録されていた。

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